長ネギの自主生産

私たちの主要事業であり、最も大事にしている作業です。

事業所のある松本市会田地区(旧四賀村)で、担い手不足で耕作ができていない有休荒廃地を利用し長ネギ生産を行っています。善光寺街道沿いにあるネギ畑は、壮大で環境保全、景観維持にも役立っています。作付け面積は、120a(一町2反)にまで広がってきました。作業中には、雉や鹿、季節を感じることのできる鳥など、様々な動物が顔を出してくれます。

ここでは、1年間の長ネギ農業の流れを解説していきます

土づくり

春風の中、土作りが始まりました。
土を起こし、堆肥を撒き、施肥をします。
「土壌診断」にて、今、この畑がどんな状態なのかをしります。
診断に基づき、4種類の肥料を畑に均等に散布します。

溝切り

ネギ溝は管理機で15㎝位深く堀ります
極端な深植えは、根張り不足や生育遅延、雨による湿害が心配。逆に浅植えは、充分な軟白が得られません。
とても、重要な作業です。

ネギ苗の定植

チェーンポット苗を定植します。

追肥・土寄せ

肥料を適量まいて、土を新芽までよせていきます。
この作業を収穫まで5回繰り返し、立派な白ネギに育てていきます。
もちろん!草取りもかかせません!

病害虫防除

ネギ生産において、「病害虫防除」は、欠かせない作業。「べと病」「さび病」「軟腐病」など、様々な病気が・・・
使用農薬の基準や使用回数を確認しながら大切に育てます。
最小限度の防除に心がけています。安全で美味しいネギのために。
こま目な除草作業、土を動かすことで、病害虫の発生を少なくします。

収穫・出荷調整

一本一本 ネギを傷めないように、丁寧に抜き取ります。
メキメキと手に伝わる感触と音は、何とも言えない喜びを与えてくれます。
大地との格闘を乗り越え、いよいよ市場へと旅立ちが始まります。

余分な葉を除き、

《葉切り》基準の長さに揃えます

《エア》 余分な皮を取り除きます

ここまで来てやっと・・・

出荷

皆さんのお手元に届きます。